地球防衛軍からウルトラ勲章を贈られたはずの人たち

ウルトラ警備隊 マグネットエンブレム M
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地球防衛に貢献した市民にはウルトラ勲章が贈られている

第45話『円盤が来た』で、ペロリンガ星人の大円盤群の襲来を何度もウルトラ警備隊に通報していた青年・福新三郎を自宅アパートにポインターで送った際にダンは

「いずれウルトラ勲章は君のものさ」

と言っていました。

どうやら地球防衛軍は、地球防衛に貢献してくれた一般市民に対してウルトラ勲章というモノを贈っているようですね。

これは、警察が、犯罪者の逮捕に協力した市民に感謝状を贈るのと同じようなものなのでしょう。

では……福新以外で、地球防衛軍からウルトラ勲章を贈られていそうな者というと誰がいたでしょうか?

隣人の怪しさに気づいたアキラ少年

第10話『怪しい隣人』で隣人の怪しさに気付き、ずっとその監視をしていたアキラ少年は、イカルス星人の侵略阻止への貢献度が大きかったと思います。

ダンが四次元空間に飛び込み、四次元空間と三次元を連結しているコントロールマシンを破壊できたのは、アキラ少年のお蔭とも言えますからね。

子供にだってウルトラ勲章が贈られることはあるでしょうから、おそらく地球防衛軍はアキラ少年にウルトラ勲章を贈ったことでしょう。

シャドー星人に狙われた男・安井

第23話『明日を捜せ』でシャドー星人に狙われ、囚われ、散々な目に遭った占い師・安井にもウルトラ勲章が贈られて当然だと思います。

安井が予知していた03倉庫の爆破を防げなかったのは、安井のせいではありませんし、シャドー星人の基地が富士見ヶ原にあることを突き止められたのは安井のお蔭に他なりませんからね。

シャドー星人に狙われ、保護を求めていた安井を自宅に帰らせてしまい、みすみすシャドー星人に拉致させてしまった罪滅ぼしの意味も込めて地球防衛軍は、安井にウルトラ勲章を贈っていたのではないでしょうか。

ダイモード鉱石をウルトラ警備隊に渡した夏彩子

第40話『セブン暗殺計画 後編』でガッツ星人のウルトラセブン処刑阻止になくてはならなかったダイモード鉱石の提供者=夏彩子は、地球防衛への貢献度の高さだけを考えれば、文句なしにウルトラ勲章ものです。

しかし、彼女がダイモード鉱石をアフリカから持ち帰っていたのも、普段はイミテーションを持ち歩いていて、それがガッツ星人を欺くことになったのも偶然であり、彼女自身が積極的にウルトラ警備隊の地球防衛に協力しようとしたというわけではありません。

したがって、ダイモード鉱石を提供しただけだったら地球防衛軍が彼女にウルトラ勲章を贈ることはなかったのではないかと思えます。

ただし、彩子は、ガッツ星人に狙われる囮の役割を危険を承知の上で買って出てくれてもいますので、ウルトラ勲章を贈られたのは間違いないと思われます。

ふくろう団地の佐藤は…

第47話『あなたはだぁれ?』に登場したふくろう団地の住人・佐藤は、ウルトラ警備隊に電話をかけ、ウルトラ警備隊がフック星人の陰謀を暴く手掛かりの一つを作ったと言えます。

しかし、佐藤は、どちらかというとウルトラ警備隊への協力者というよりウルトラ警備隊によって救出された者という要素の方が強かったですから、やはりウルトラ勲章を贈られることはなかったのではないかと思われます。

福新以外でウルトラ勲章が贈られていたのはアキラ、安井、彩子!!

上記のとおりに佐藤にはウルトラ勲章は贈られた可能性は低いように思われますので、ダンから「いずれウルトラ勲章は君のものさ」と言われていた福新以外で地球防衛軍からウルトラ勲章を贈られていた可能性が高いのは

●アキラ少年 第10話『怪しい隣人』

●占い師・安井 第23話『明日を捜せ』

●夏彩子 第40話『セブン暗殺計画 後編』

の三人ではないかと推察します。

【2017年9月22日】

続けて 地球防衛軍とウルトラ警備隊5 『ウルトラ警備隊の電話番号の人々への浸透度』のページをご覧ください

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