ニセ・ウルトラセブンを体重まで本物と同じにしたサロメ星人

ダン対セブンの決闘
ダン対セブンの決闘

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ニセ・ウルトラセブンの体重まで本物と同じにする必要性があったとは思えない!?

第46話『ダン対セブンの決闘』に登場するニセ・ウルトラセブンの身長・体重は40メートル、3万5千トンと本物のセブン(が巨大化した時)と全く同じでした。

まあ、身長を本物と同じにするのは当然でしょう。サロメ星人はウルトラセブンが実は侵略者だったと思わせる事によって地球人を絶望させようとしていたわけですからね。

ですから、サロメ星人としては出来る限りニセ・ウルトラセブンのビジュアルを本物のウルトラセブンに近づける必要があったわけで……ニセ・ウルトラセブンの身長を本物のウルトラセブンと同じ40メートルにしたのは当然のことだったと言えるわけです。

しかし……ニセ・ウルトラセブンの体重まで本物のウルトラセブンと同じにする必要性があったのかというと……そうは思えませんよね。

ニセ・ウルトラセブンの体重が、たまたま本物と同じになったとは考えにくい

ニセ・ウルトラセブンを海底工場で造ってみたら、特にそうなるように調整したわけでもなかったのに体重がたまたま本物と同じになったなどという事は、まず考えられません。

サロメ星人は本物の体重と全く同じになるように調整をして、ニセ・ウルトラセブンの体重を3万5千トンにしたに違いありません。

そこまでする必要性があったとは思えませんし、むしろ体重を本物よりも軽くする事によって動きを俊敏にできたとすれば、そうするべきだっただろうと思います。

それなのに、実際にはサロメ星人は、ニセ・ウルトラセブンの体重を本物と同じにしてしまったわけです。

凝り性なサロメ星人はニセ・ウルトラセブンを必要性がないところまで本物に近づけたかったのか!? 

必要性などないところにまでこだわってしまう凝り性な人間というのはいるものですが……サロメ星人もそういうタイプだったということなのでしょうね。

サロメ星人という種族全体が、凝り性という気質的な特徴を持っているのか、それともニセ・ウルトラセブンを造ったサロメ星人だけが凝り性だっただけなのかはわかりませんけれどもね。

【2017年12月6日】

続けて侵略者13 『高度な科学力を持つ侵略者が怪獣を兵器として使う理由』のページをご覧ください

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