侵略者たちは地球以外も狙っているのか?

マックス号応答せよ
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地球は狙われている では他の星は!?

第1話『姿なき挑戦者』が

「地球は狙われている 今、宇宙に漂う幾千の星から恐るべき侵略の魔の手が」

というナレーションから始まっただけあって『ウルトラセブン』の世界では地球は絶えず侵略者に狙われ続けていました。

では……『ウルトラセブン』の舞台となっている世界で様々な侵略者に狙われ続ける星は地球だけなのでしょうか?

それとも、地球だけが特に侵略者に狙われているというわけではなく、他の星も様々な侵略者から狙われているのでしょうか?

『ウルトラセブン』の世界は星間戦争が激化していると設定されていた

コアなファン=マニアの方はご存知でしょうが、『ウルトラセブン』制作時、その舞台となっている世界では【遊星間侵略戦争の激化によって地球が多くの宇宙人に狙われている】と設定されていました。

「遊星」とは「惑星」のことですが、最近はあまり耳にしなくなった、この「遊星」という言葉が出てくることに時代を感じますね。

惑星間の侵略戦争が激化したために地球も様々な宇宙人たちから侵略のターゲットにされるようになったというわけですから……侵略者から狙われているのは、どうやら地球だけではないようですね。

『ウルトラセブン』の舞台となっている世界では【地球は狙われている そして、他の星もまた狙われてる 宇宙に漂う幾千の星から恐るべき侵略の魔の手が地球や他の星に伸びていた】ということなのでしょう。

ペダン星人やアンノンが自分の星にロケットを送り込んだ地球を侵略者と見做したのも星間戦争が激化していたためか!?

第14話・第15話『ウルトラ警備隊西へ 前編・後編』に登場するペダン星人や第16話『闇に光る目』に登場するアンノンは、地球が自分たちの星に観測ロケット・無人宇宙船を送り込んできた事を侵略行為と見做し、地球へその報復にやって来ました。

これも星間戦争が激化し、ペダン星やアンノン星も過去に他の星から侵略のターゲットにされたことがあり、他星からの侵略に対する警戒を高めていたためだったのではないかとも推察できすね。

マゼラン星が地球に恒星間弾道弾を打ち込もうとしたのは地球人が侵略者になると考えたため!?

第37話『盗まれたウルトラ・アイ』でマゼラン星は地球のことを「狂った星」と見做し、恒星間弾道弾を打ち込み、地球人を地球という星ごと滅ぼしてしまおうとしていたわけですが……これも、もしかしたら地球人たちが将来、侵略者となり、自分たちの星に侵略の魔の手を伸ばしてくることを警戒してのことだったのかもしれませんね。

そうだとすれば、マゼラン星にも過去にいくつかの星から侵略の魔の手が伸びていたのでしょう。

【2017年12月17日】

続けて侵略者15『昭和に地球を狙い平成ウルトラセブンでも地球を狙った侵略者たち』のページをご覧ください

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