多くの宇宙人は地球の言葉を話すことができたが…

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『ウルトラセブン』に登場した地球の言語を話す宇宙人・話さなかった宇宙人

ウルトラセブン』に登場する宇宙人たちには流暢に地球の言葉=日本語を話していた者が多かったです。

しかし、地球の言葉を話さなかった宇宙人、話せなかった宇宙人たちも実は結構いました。

その話さなかった方の宇宙人を挙げていってみますと以下のようになります。


【ワイアール星人】

石黒隊員の姿になっている時は普通に日本語を話していましたが、本来の姿になった時は何も話していません。(話せそうには見えません)


【キュラソ星人】

地球にやって来たキュラソ星の囚人303号は通り魔的な犯行を繰り返すばかりで地球の言語に限らず言語らしきものを何も話してはいません。


【ベル星人】

鈴の音のような怪音を発するばかりで言語は一切話していません。


【ミミー星人】

『海底基地を追え』作品中に全く姿を見せませんから話をする機会も当然ありませんでした。


【ブラコ星人】

不気味なうめき声を発してはいましたが、あれがブラコ星人の言語だったのか、ただのうめき声だったのかは定かではありません。


【キル星人】

『700キロを突っ走れ!!』作品中では何も話してはいなかったキル星人ですが、ラリーへの参加手続きなどはしていたはずですし、地球で武器や車両などを入手していたようですから普通に地球の言語を話すことはできたものと推察されます。


【プラチク星人】

地球の言語は話さなかったですが、身振り=ボディーランゲージでウルトラセブンに降参の意思を伝えていました。実際には降参をするつもりはなく、降参するフリをしていただけですが。


【バンダ星人】

ミミー星人と同様にバンダ星人も『勇気ある戦い』作品中に姿を見せませんから話をする機会も当然ありませんでした。


【テペト星人】

地球人に対して話しかけてこなかっただけではなくテペト星人同士でも話をしている場面はありませんでした。テペト星人同士はテレパシーでコミュニケーションをとってでもいるのでしょうか。


【ゴース星人】

ゴース星人同士では彼らの言語で会話をしていましたが、地球の言語は話せないようで、そのためにアマギを使って地球人にメッセージを送っていました。

地球の言語を話せた宇宙人の多くは

上記以外の流暢に地球の言語(日本語)を話せる宇宙人にも地球人と似た発声器官を持つようには全く見えない者はたくさんいました。

それらの宇宙人たちの多くはおそらく発声機を使い、地球の言語を話すようにしていたのではないでしょうか。

ペガッサ星人は発声機を使っていることを自ら明かしていましたが、他の多くの宇宙人たちもペガッサ星人と同じように発生機を使っていたと考えた方が、宇宙人たちが自らの発声器官で地球の言語(日本語)を話していたと考えるよりも自然なように思えます。

地球の言語を話せるダンカンがなぜユタ花村を利用したのか?

上記の宇宙人たちの中で地球の言語を自分では話せないために代替手段を用いたのはゴース星人だけでした。

しかし……自分で地球の言語を話すことが十分にできたダンカンは自分で地球人に直接メッセージを伝えようとはせず、なぜか霊媒・ユタ花村を通じてメッセージを地球防衛軍に伝えているんですよね。

自分で直接メッセージを伝えることも十分できたはずなのに……そうしなかったダンカンは実はとてもシャイだったんでしょうかね。

【2018年1月9日】

続けて侵略者18『宇宙人は何のメタファーなのか?』のページをご覧ください

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